Negimoe’s blog

ヨガして、踊って、木登りして、 泳いで 、 空中で舞って、 子宮頚がんと平和条約交渉中 の LUFTMENSCH /yoga/dance/climbing a tree/aerial tissue/swimming /cervix cancer

花の蕾が広がる季節に

ブログを始めました。
自分の事を主張するのが好きな私ですが、かなりプライベートな事まで晒す事になります。

文才はありませんが、ここまで具体的な事を書く事によって、同じような立場で悩んだり不安になったりしてる人が、安心出来るようなそんなブログになったらいいなと思ってます。

 


さて、本題です。

【子宮頸部上皮内癌】
という癌と呼ぶほどではないですが、ごく初期の癌のようなものが私の身体の中に現れました。

 

自分の人生の中で「ガン」というものと関係を持つとは全く想像してなかったので

この言葉がどれ程の威力なのか分からず、
飲み込むのにだいぶ時間がかかりました。

 

知識のない私が
想像するのは、
放射線治療抗がん剤治療で
体が痩せていって、髪の毛も抜けちゃうやつでしょ?

加えて子宮ガンだと延命を選ぶなら
最悪の場合子宮ごと取らなきゃダメなやつじゃん!?

そう思っただけで、
涙が溢れました。

 


幸いにも私のは、ごく初期の細胞異常らしく、
円錐切除術という手術をするだけで済むであろう。
とお医者さんは言ってました。


女性の3人に1人はこの子宮頚がんにかかると言われている
現代病にようなもの。とも言われたけど、

病原菌の90%は体の免疫力が自然に消滅させてくれるものらしい。

 

 

私の免疫力はそこに対応出来てなかったんだ。

 

 

私は普段免疫力の塊のようなタイプで
体は冷えないように夏でも腹巻や時にはレッグウォーマーを使ってたし
水はいつも氷なし
更にほとんど100%ジュースかお茶を飲み
食事も添加物や農薬が入っているものを出来るだけ取らずにいた。
女性特有の生理の時は、ここ数年は布ナプキン月経カップを使用して
エコでなおかつ体に優しいものを選んで使ってた。

 

 

気になることと言ったら、
生理痛がひどい時は嘔吐する程重い事
どんなにヨガをしても、体を動かしてても
冷え性と生理不順が治らないことと
毎月1回巨大口内炎が発生すること

 


ただ、昨年2017年の年末にかけて
心の調子が悪くて
実は心理カウンセリングにお世話になった事もありました。

カウンセリングのお陰で
心の状態は、その時に回復、
2018年は力み過ぎず
ゆる〜く。でも楽しい波にはどんどん乗って行こう。と思い
生活リズムも見直して
良い流れが生まれてるな〜と実感していたくらいでした。

 


ただ多分、身体はそんなに直ぐ回復するわけじゃなかったんだろうな〜。

 

と今思い返せば、思い当たる節がちらほら。

 


12月から生理が来てなくて、もともと生理不順だったので
うん、これでも通常営業(笑)と思ってました。

 

 

1月に生理までは行かない不正出血があったけど、
毎度の生理不順と思い、これまた通常営業。
そして生理は来ず。

 

 

2月の中頃生理は相変わらず来なかったのに、また不正出血があったので、妹に相談したら

「病院行きなよ」

と言われ

 

もともと病院や薬などに抵抗持ってたので、
嫌だったのですが、
渋々言われた次の日に近所の産婦人科へ。

 

生理不順が気になったから
血液検査がメインだったのだけど、
担当の先生が「念のため子宮ガン検診もやっときましょうね。」と言ったので、

2年前の定期検診以来というのもあり、
細胞診という検査をしました。

 


1週間後病院から直ぐに病院に来るよう電話がありましたが、
仕事あったので、直ぐには行けず、次の週にでも行こうと思ってたら、

2度目の病院からの電話で診療時間外でも良いから来て欲しいと言われて行きました。

 


「子宮頚がんの検査で異形成の細胞が反応しました。
さらに詳しく調べるために大きい病院に行ってください」
と言われました。

 


何か問題があるとは思ってたけど!!

「子宮頚がん??」
自分に子宮があるとは知ってたけど
「がん」という言語が私の人生の中に出てくるとは
予想が出来てなくて

その時冷静に先生と話してたけど、
話した内容が思い出せないくらい
目の前が真っ黒になりました。

 


ただ、直ぐに市大病院への紹介状を書いてもらって、月曜日の朝一にでも直ぐに行くように言われ、

 


月曜日に組織診という膣内の皮膚を削って調べる検査をしました。

 

ただその時すでに担当してくださった先生は
「今分かる情報だけでも、何かしらの治療が必要な段階まで来てます。どれくらいの進行度合いなのかは、検査次第ですが、経過観察か手術になります。結果は1週間後なので来週また来てください。」
と言われ、

 


さらに1週間後の診断結果が
「子宮頸部上皮内癌」という初期の癌というほどでは無い状態。
でした。

 


治療法は円錐切除術
全身麻酔で2泊3日の入院。

 

 

それが重いのか軽いのか私にはわかりませんが

 

オーガニックや自然治癒などが好きだった私は
体にメスを入れるのすら怖くて、
可能であれば、手術は避けたかった。

 

知り合いの方が自然療法で末期ガンを治した方がいると紹介もしてくださったけど、
私の家族も周りの人も、あまりそれには賛同得られず、

「手術で取ってしまえば治療が終わるならそれで良いじゃない」
と誰もが言う中

 

何が正しいのかわから無いまま、今ただ手術までの日々を過ごしています。

 


自分とゆんたくするのに十分だったのか、まだ足りてないのか分からないけど、

今までの生き方では、この先出来ないんだと言うことを考えさせられてます。

 

 

私の場合立場的に
フリーランスといういわゆる自営業で
社会保険ではなく

国民健康保険というものに入ってます。

そして保険もガンまでカバーしてくれる保険に入ってます。

 

収入は当たり前だけど、明日仕事が出来なければ明日の収入とご飯は食べられないとまではいかなくても、その働けなかった分の保証はされていないという立場です。

 

ガンの進行度合いによっては、治療費もこれからかかってくるかもしれない。

そこはまだわかりませんが、

 

まだ結婚もしていないし、子供を産んでもいないのに
子宮を使う前にこんな事になるなんて思ってなかったので、

せめてもの救いは早期発見、早期治療が出来ること。


この告白を仲間や何人かの友人にしたところ、
数人はこの子宮頚がん経験者で、今は元気に活躍してるというのがわかった事です。

 


不安になったのは、インターネット時代ではあるけど、
この子宮頚がんの治療で成功して、
なんの問題もなく普通の日常生活を送ってる方の情報があまりなかったこと。

 

がん申告されてから結果を待つ間や治療を待つ間の心持ちとか、経験談があまりなかった事。

 

3人に1人はなると言われている病気なので、少しでも情報が出て、同じような立場になった人たちが
誰でも検索できるよう、自分の経緯や心情をブログという形で書いて行こうと思います。

 

治療が終わったら、きっと思い出したく無い事柄かもしれないけど、

この機会が私の人生の良い方向に向かうための転機であると願ってます。

 

 

悲劇のヒロインぶるつもりもないし、同情して欲しいわけでも、ありませんが
今の社会の流れから外れる事を発言してても、誰か1人の安心に役立つなら悪いことではないなと思ってます。

 

そして4月からは新しい仕事も増え、ワクワクしてる自分がいるので、そのためにも早く治療して
元気に新学期を迎えたいと思います。

 

 

まずは手術!
そのほかの心情や感じてる事などは別の記事に書きます^ ^
興味あれば読んでください☆

 

PS:子宮頚がんは自覚症状があまりありません。運動制限も特にないので手術前まではピンピン仕事もします!

 

手術後も激しすぎなければ運動もできるのでクラスは変わらず受けもたせていただきます☆

 

長々と最後まで読んでくださってありがとうございました。f:id:Negimoe:20180329084745j:imagef:id:Negimoe:20180329084745j:image